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■2007 11.30■ |
今日は横須賀で藤原浩さんのディナーショーの中で歌わせて頂きました。
残念ながら、写真はシャメ日記にUPしただけしかないのですが、
とっても楽しかったです。
初めてお会いする方に歌を聞いて頂くときは、やはり緊張します。
けれど、今日お会いした和倉教室の池田先生は、お目にかかった瞬間からフワッと緊張を解いて下さる様な方で、ショーでは300人くらいの多くのお客様にじっくりと聞いて頂き、
その上、藤原浩さんのショーを袖から見学させていただけるという素晴らしい1日でした。
それから、
横須賀の駅に着いた途端、私は横須賀の町がすごく好きになりました。
横須賀の駅は川崎の駅のような所だろうと勝手に想像していた私。
駅を降りるとホームから海が見えて、そこに外国船と思われる大きな船が数隻止まっていて、
ずーっと遠くの景色は無機質で寂しさを感じるのに、駅はこじんまりとして人の温かさをモロに感じるという対比が、なんとも心地良くて一瞬で好きになりました。
それに、ホームから200メートルくらい久里浜方向に行った所に、大きなトンネルが口を開けていて岬に沿ってレールが流れているらしく向こうが見えない。
人懐っこいカラスが、警戒心を持たない顔してトコトコ近づいてくる。
全国、あちらこちら行きますけれども「駅」だけにこれほど心躍ったのはここが初めてかもしれません。
帰って地図を広げたら、三浦半島の東側だったんですね。私はてっきり向こう側だと思っていまして、湘南新宿ラインの旅を非常に楽しめた時間でもありました。
出会う人出会う人に優しい言葉を頂いて、好きだと思う光景に出会って、あまりに気持ちがいい一日だったので、帰りにお鍋を食べに行ったのです^^
明日は北海道留萌です。
千歳空港から、電車で滝川まで。そこから車で留萌へ伺う行程だそうです。
私は、舞台はもちろんですが旅そのものを楽しめるので、地図片手に明日も旅を楽しんで来ようと思います。
それから、明日はどんな方々に出会えるかな〜????ワクワク。
では皆様明日もシャメ日記で^^
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■2007 11.28■ |
今年も残すところあと1ヵ月と少し。
実は今朝から告別式に行っておりました。演歌ファンの皆様にはお馴染みの
「月刊エンジャル」の編集長森島さんが突然23日に亡くなられたのです。
私にとって森島さんは、優しさの固まりのような方でした。いつも優しく笑っていらっしゃって、
言葉は少ないけれども、心をちゃんと渡して下さるようなそんな方でした。
最後にお会いしたのは、今年の5月エンジャルライブの日。
忘れられないのは、お疲れ様の一言に満面の笑みで力強い握手をして下さった事。
初めてお目にかかってから、たった2年くらいでお別れをしなくてはならなくなりました。
多くの交友関係をお持ちだった方だと思いますし、その人生の最後の最後で僅かに関わりあった私です。
しかしながら、まだ何も無い時期に手を引いてくださった森島さんへの感謝の気持ちは大きく、単純に時間に比例するものではないこの感謝の念が、鋭い光になって森島さんに届いて欲しいと心から思うのです。
今年は何度手を合わせた事でしょう。
大切な人々が何人も天国に行きました。
人間って、あっけないなと、
毎回祭壇の前で思うのです。
この肉体は、粉になるんだな。
そういう物なんだな。
だけど、魂は永遠なんだな。
魂は皆の物の様な気がするから。
僅かな出会いだったかもしれないけれど、森島さんの心だって
私の中生きているし、
今年天国に行った皆のだって、
自分の心の中にもらっているんです。
ありがとう、ありがとうって言うと、
私の中の残像達が笑い出して、頷いて消えていく。
また元気で会いましょうって
いう言葉は、
簡単な言葉ではありませんね。
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■2007 11.23■ |
こんにちは!!
日記の更新率が悪くてごめんなさい
<(。_。)>!
一昨日は、NHKスタジオパーク、昨日は写真撮影と慌しく過ぎて行きました。
寒くなりましたが、皆さんお変わりありませんか?
今日の1枚目は、NHKスタジオパークの2NDステージの様子です。
写真は仲村様から頂きました。いつもありがとうございます。
1stステージは、寿宝船・浜歌・歌謡物語赤垣源蔵・りんどう愛歌、
2ndステージは、望郷三味線・晩春歌・演歌みち・歌謡物語紺屋高尾・音頭水戸黄門
という曲構成で、2ステージとも曲目全て変えてお送りいたしました。
舞台でもお話しましたけれども、新作の歌謡物語を下ろす時というのは本当に緊張するもので、
先日山口県に伺いました新幹線車内もずっと聞いていました。
1度下ろせば、後は少し余裕を持って歌をより良くする為に色々試行錯誤できるようになりますので、
お客様には是非再度・再度・お付き合い頂けたら嬉しく思います。
「赤垣源蔵」は、オリジナルで書き下ろしていただいた作品です。
年末の2ヶ月しか歌いませんので(赤穂浪士をテーマにしているので)、2ヶ月間唄わせて頂く時
以外は、ずっと寝かせている事になります。
その間、ほかの作品を舞台で歌わせて頂いているわけですが、1年ぶりに歌ってみると、
曲に対する感じ方が随分変わっている事に気づき、新鮮な気持ちで歌わせて頂きました。
改めて、言葉というのは使い慣れると「おざなり」になってしまうのだと自戒。
言葉に心をこめるという作業は、いつも新鮮な気持ちでいなければきっとできない事で、
技術でカバーするといった容易い事ではないような気がして来ます。
そういう意味では、ずっと唄い続けて参りました「至高の王将」などは、一時休ませてあげて
次に唄う時まで他の作品から勉強させていただき、また新たに新鮮な息吹を吹き込めたらと
そういう風に思います。
こういう事を考えると、
歌って生き物のように思えてきます。
命があって、その命をどういう風に輝かせるかといつも考えています。
私の心に曇りがあったり、口先が言葉に慣れたから体力を使わない言葉遣いで押し切ってしまおうと思ってしまったら、もう命なんてないも同然。
長い曲を覚える為にしている事は、物語の背景を知る勉強をする⇒曲全体を覚えるまで何度も口に出してみる⇒覚えたと思ったらテレビやPCをしながら口にしてみる(口先が覚えたかを試す為)⇒
タイミングを合わせる作業をする⇒鏡の前で何度もやってみる(鏡が一番気が散るから)
という具合に、意識的に自分の気を散漫にさせておいて口先が覚えたかを確認することを繰り返します。
なぜかというと、舞台の上では当然緊張もしますし頭が白紙になった時、曲においていかれない様にするためです。
ですから、口先が先に言葉を吸収するので、あえてその後色々な資料を読んで感情の置いてけぼりを避けるよう気を付けているのですが、感情を置いていっても言葉が出てればという風にならないようにも気を配らなければなりません。
相反する事を同時にバランスよくしなければならない所が、今の私には一番難しいと思うところです。
さて、
話が長くなりましたけれども、昨日「年賀状」の写真を撮って来ました^^
これから、住所を編集する作業に入りますから頑張らなくちゃ^^!!
明日から打ち合わせや、レコーディング(ある音源の)、インターネットテレビの収録など続きます。最近はダウンにマスクのお陰で風邪を撃退できていますから^^この調子で年末まで乗り切りたいと思います。
皆様もどうぞお体にお気をつけて!!
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■2007 11.22■ |
今日は、ラジオ日本の生放送に出演させて頂きました。
お聞き頂けましたでしょうか?。
ご存知の通り、夏木ゆたかさんはとってもテンポが良くて
、お話の回転がすごく速いので、私は着いていくのに必死でしたけれども、
約10分、とっても楽しくあっという間の放送となりました。
普段、自身それほどゆっくりな人間だとは思わないのですけれども、
夏木さんのテンポの前では、私は回転が遅いのかしらと不安になるくらいです^^;。
考えてみると、
買い物に行けば、ハトの様にフラフラ歩いてあっという間に夜になるし、
どういうわけか私が時計をしていると、必ず針が堕落し始め遅れてきます。不思議なものです。
ちなみに、母は忙しい人ですのでそのせいか時計が必ず早まります。というわけで、我が家の時計はどれもこれもまともなものがありません。
余分な話が多すぎてすみません。(笑)
さて
今日は、着物で出かけましたがそれほど寒いと感じる事も無く、更に帰りにお鍋を頂いて帰ってきました。
お鍋の季節ですね〜。
これに、焼酎のお湯割り梅1コ入りとナマコがあれば気分が上がってきます。
お仕事がひと段落ついたら、周りの人とそんな時間が持てるといいなぁ・・・。
明日は楽しみにしておりました、NHKスタジオパークで歌わせて頂きます。12:00〜と14:30〜。2ステージ、内容を変えてお届けいたします。
お時間ありましたら、是非お越し下さいませ!!!!!!!!
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■2007 11.20■ |
皆様こんばんは。寒くなりましたね。東京に着いて数日前と全然空気が違う事に少し驚きました。
山口県での数日間は、沢山の人々に出会って歌を聞いて頂いて本当に幸せでした。
沢山ご報告したい事がありますが、今日は帰宅1番に新しいスケジュールを頂きましたから、そちらをまずは日記にUPさせて頂きます。
【ラジオ】
11月22日(木) ラジオ日本「夏木ゆたかのホッと歌謡曲」
16:00〜生放送
〜お便りのあて先は〜
FAX 03-3582-1422
ハガキ 〒106-8039ラジオ日本 「夏木ゆたかのホッと歌謡曲」係
メール hot@jorf.co.jp
【都内キャンペーン】
12月7日(金)
12:00 錦糸町セキネ楽器さん
14:00 亀戸天盛堂さん
16:00 亀戸音曲堂さん
12月8日(土)
13:00 浅草ヨーロー堂さん
15:00 赤羽美声堂さん
12月13日(木)
17:00 十条ミュージックショップダンさん
以上、都内キャンペーンをさせて頂く事が決まりました。
お時間がありましたら是非おいでくださいませ。
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■2007 11.16■ |
皆さんこんばんは。この数日、夕方を過ぎると急に寒くなります。お昼は比較的過ごしやすいので油断してしまうと風邪をひいてしまいますね。
私は、今年初めてダウンを着ています。マスクに、ダウンで歩いていると「まだそれはちょっと早いんじゃないの〜?」という、冷たい視線を感じてしまいますが、お構いなし雪だるまで頑張っております^^;
さて、お気づきの事と思いますがトップページに新作アルバムのジャケットとUPし、同時に全部の写真を入れ替えました。
今回は、アルバムの中の一作で「紺屋高尾」から花魁の雰囲気を意識したジャケットです。
既に、予約が始まっております。是非多くのお客様に聞いて頂きたいと思います。
皆様どうぞ宜しくお願い致します。http://shopping.yahoo.co.jp/h:171670:page=discography
明日から山口県での舞台に向け出発します。
噂では、18日から寒波が襲ってくるらしく随分寒くなりそうです。
しかし!!今の私はパワー全開でして、寒いと凍えていらっしゃる皆様に絶対温かくなって頂きます!!
明日からはシャメ日記にてお会いしましょう。
それでは、皆様また来週(?)
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■2007 11.13■ |
皆さんこんばんは( ´ ▽` )ノ
今日はお昼に平塚で舞台をさせて頂いた後、19時からラジオに生出演をさせて頂きました。
お昼の舞台は、いつも音響でお世話になっているYさんがいらっしゃいましたので、
広い会場でしたが、安心してとても気持ちよく歌わせていただきました。
応援に駆けつけて下さった皆様、声援がとっても心強かったです。ありがとうございます。
さてその後、
渋滞が心配でしたが、九段のFM東京に到着したのは18:10頃。
余裕を持ってラジオ生放送に向かえました。
いつもお世話になっている、原田ヒロシさんがパーソナリティをつとめられる「歌の交差点」です。
原田ヒロシさんは、初めてお会いした時からとても気さくに話て下さいまして、私は
初対面のような気がしませんでした。それに、音楽的にも色々な事を教えて下さり、
今回お目にかかったのは4度目だったにもかかわらず、力まず和やかに過ごさせていただき感謝しています。
今回は沢山のお客様からメールやお葉書を頂きまして、原田ヒロシさんが色々な角度でお話を盛り上げて下さり、とっても楽しい1時間となりました。
その中で、面白い質問を頂きました^^
「瑠美さんは、心底好きな男性がいるとして、その方が携帯を置き忘れたらこっそり見ますか?」というご質問。
スタジオ中ワイワイと盛り上がりましたが、私は決して見ません
^^;。
そんな事を言って、スタジオにいた皆様にアンケートをとったら皆「見ません派」でした(笑)。
11/21に発売させて頂く新作のアルバムを、今日始めて電波に乗せて頂きました^^♪
スタジオで自分の歌が流れるのを聞いていると、一瞬で笑顔が覚めてしまいます(笑)
明日は、PVの撮影をさせて頂きます。
こちらも、前回のPVでお世話になったスタッフの皆さんにお会いできるのが非常に楽しみでなりません。
写真が撮れるかどうか分かりませんが、少しだけでも様子がUPできたらなぁと考えています^^
それでは皆様また明日。
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■2007 11.12■ |
11月になったと思ったら、もう半ば・・・・。早いっ!!
先日の日記で、テニスの話をしましたけれども、結局は朝方から雨が降っていまして、
残念ながら中止になってしまいました。
再度申しますが、「残念ながら・・」です(笑)
今週は、PVの撮影などもありますので忙しくなりそうですから体調だけは維持して頑張ります。
さて、後ほどスケジュールにも書かせて頂きますが、14日の平塚の舞台の時は即売会がございません。
舞台の後、いらして下さったお客様に少しでもお会いできるようにしたいと思っておりますが、
夕方から都内で行われるラジオミュージックバードの生放送に間に合う様会場を出ねばならず、慌しい時間となる事が予想されます。
少しでもロビーにご挨拶に伺うつもりでおりますので、大変申し訳ありませんがその点ご了承くださいませ。
また明日・・・。
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■2007 11.9■ |
こんばんは。夜は暖房が欲しい〜とか言い出してしまう私です。冬らしくなってきました。
今日は小唄のお稽古で、今は12/5に行われる小唄コンクールに向けてお稽古をして頂いています。
曲は「山中しぐれ」。お名前を頂いて初めてのコンクールで気合が入ります。
そのお稽古の後、30分くらい師匠と2人で雑談をしました。
ちなみに、私にとって井筒寿美師匠は世の中で一番憧れる女性で、とっても尊敬している方です。
なので、雑談といえどちょっと緊張してしまったりします。(笑)
師匠が突然、
「最近、若い子の間ではダラ〜っとした感じの男のこがモテルのかしら」とおっしゃるので、
「そうではないと思いますけど」と言いましたら、「女の子はちゃんとしてるのに、男のこはダラーっとした感じのカップルをよく見る」とおっしゃっていまして、あぁそれはそうかもしれないと思ってしまいました。
「昔はね、アイビールックとかシャキッとした人がモテタのに」とおっしゃいました。
私には「アイビールック」が分からないので、ちょっと調べて来ます!!
_______________しばし中断。
??アイビールックで検索するも、よく分かる写真がなくてあまり分からないのですが、
アメリカの私大の制服のような洋服?ブレザーとかそういう感じかなと思いましたが、合っていますか??
確かに、キッチッとしたイメージですね。
最近は「チョイワル」が流行っているらしいので、その頃と随分美感が変わっているのでしょうが、
先日、ネイリストのあすかさんと「最近の若い男性タレントさんに魅力をあまり感じなくて、これは流行りについていけてないということかしら?」という話で激しく盛り上がりました。
つまり、20代後半と20代前半ですらジェネレーションギャップが生まれているという事。
こと、魅力を感じる男性に関して。
ならば、師匠と私が感じる事が違ってもなんら不思議ではないのですが、
師匠がおっしゃった一言に、激しく共感しましてその一部始終を。
先ほどの会話の続き・・・。
瑠美「ダラーっとした男性もそうですが、最近は中性的で見るからにかわいらしい男性が流行っているように思いますよ」
師匠「あら〜、そういう子がモテルのかしら?何が魅力なの?」
瑠美「私も分からないんですけれども、『荷物を持とうか?』という子が優しくてモテルんじゃないでしょうか。私には分かりませんが・・(再)」
師匠「あらまぁ〜。男性の優しさはそういうのじゃないのにね。レディファーストを優しさと勘違いする女の子はかわいそうだわ」
最後の一言に激しく納得。
レディファーストは(女である私が言うのは何ですが・・・)、しぐさがスマートで素敵ではありますが、師匠がおっしゃる男性の優しさはそんな簡単に例えられるような物ではないようです。
それを聞きながら、「師匠はそういう心の優しさをご存知なんだろうな」と思いました。
私はたぶんまだ知らないのだろうなぁ・・・(笑)
明日は朝からテイチクテニス部に行ってきます。
お世話になっているディレクターさんの代打で、参戦させて頂きます。激しくヘタッピなのですが・・・・(笑)写真が撮れたらシャメをUPしますね。
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■2007 11.7■ |
こんばんは( ´ ▽` )ノ 。日に日に寒くなりますね。明日は立冬。
形だけの言葉のように感じますが、ちゃんとそれらしくなるのが不思議なものです。
さて、今日は青山劇場に「石川さゆりさんコンサート」を見に行きました。
以前から行きたいと思っていたのに、なかなかスケジュールが合わず、テイチクのディレクターさんに前日の夜手配をして頂いて見せて頂きました。
私はもともと石川さゆりさんのファンです。15歳からお世話になったボイストレーナーの先生が石川さゆりさんのボイストレーニングもされていたということで、私は毎日お写真を見ながらレッスンしていました。
デビューされて何年もの間下積みが続いた時代、周囲がどんどん脚光を浴びていく中、いつも涙をこらえてレッスンをされていたというお話が印象的で、10畳足らずの防音密室でのレッスンは試練の場所だと私は思っていました。
先生は優しくて大好きな方なのですが、レッスンは非常に厳しく、レッスン室を出た瞬間から泣き通しで帰っていたことも今では思い出です。
直接お目にかかったことはなくても、そんな風にレッスン室でいつもお写真を見ながらお稽古付けて頂いていたことで、毎日見て憧れていましたから今日のコンサートもワクワクでした。
約3時間、一人芝居やアコースティックといった個人的に好きな部分が多くてとっても楽しかったです。「勉強させて頂く」というスタンスですし、もちろんそれに違いないのですが、私にとって憧れの方でしたから、「純粋に感動した」というのが本音です。
でも、感動だけではなく沢山頂いて帰って来ました。それについてはゆっくり考えて、いつか血肉となるようにできればと思います。
つい先日、新作アルバムのちらしやポスターが上がってきました。
もう少ししたらこちらのHPでもUP致しますね。
ではまた明日・・・
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■2007 11.5■ |
こんにちは!!
週末「徳川展」と、念願だった「象の背中」を見てきました。
初めて行った上野の国立博物館、シャメ日記にも書きましたが、ゲートからすごい人人人。
ざっと見回して並んでいる人だけで1000人くらいいる具合。
もちろん場内もスシズメ状態ではありましたが、果敢に展示物を全部見て回りました。
甲冑、打ちかけ、掛け軸、茶器など沢山興味を引くものがありましたが、私が一番感動したのは、
徳川家康が御陽成天皇から征夷大将軍に任命された時の書状は、(そのものが分かりやすかった事もありますが)一番印象的で「貴重な物を見たなぁ」という気持ちになりました。
あと、展示されていた数枚の打ちかけは、300〜400年経っている今でも色彩美の残像を感じさせる物で、
人ごみにギューギューになりながらも、気分は江戸時代にタイムスリップしていました。
「あ〜どんなにあでやかだったんだろう」と。
私は学生時代、歴史が大嫌いでした。
テストで点数を取れる事だけの勉強だったので、時の流れにロマンを感じる事なんて全くなく、無機質に覚えた年号と変な覚え方がやたら印象に残っているような具合だったのです。
21歳を過ぎて、何かの拍子に地面に残る歴史みたいなものに魅力を感じ始め、興味を持つと知りたくなるという循環で今に至っています。何でもそうですが、スキこそもののなんとかですね。
12月まで開催されているようです。土日ではないほうが絶対ゆっくり見れると思いますので、ご興味のある方は是非^^
会場から出た私は、貧血か低血圧か非常に気分が悪くなってしまいました。土日に行かれる方々は水分を手にご覧になることをお薦めします。
さて、昨日は映画「象の背中」を見てきました。
久しぶりに「いいものを見た」と感動して、女同士目の下をマスカラで真っ黒にしながら映画館を出ました(笑)
当初、身重の親友を思うとあまり移動はしたくなかったのですが、どうしても「象の背中」を見ようという事になり、
ホームグラウンド吉祥寺から池袋へ移動。時間的に池袋の映画館で見るしか方法がなかったので。
というのも、吉祥寺でその映画を見ようと映画館に行くと「昨日まで日に3回していたのですが、昨日から2回になったのです」との事。
きっといい映画だと思っていたので、その現状に首を傾げつつも若者でごったがえす池袋に移動。
池袋の映画館は1ビルで5作品くらい同時上映をしているような所で、チケット売り場も大混雑。
「座れるかしら」と不安でしたが、空席という表示を信じて指定券購入。
すると、売り場のお姉さんが「ここの路地を真っ直ぐ入ってエレベーターで9階に上がって下さい」とおっしゃるのです。
??・・・。私達は言われたとおりの道を行くのですが、本当にこっちなのかと不安になるような道すがら。
道中、チケット売り場で前に並んでいらした60代のご夫婦と思われる方々と不安な者同士行き先を確認しつつ会場へ。
会場へ着くと、あんなに宣伝していたのにと思うように狭い会場にお客様も25人くらい。
私達世代は僅かで上50〜60代が多い。
表の大映画館は大人気の作品で満員なんだろうなぁと話しつつ、
映画が始まったのです。
映画が終わって互いの顔を見ると、目の下が真っ黒になるほど号泣していてトイレに駆け込みました。
今若者に人気の俳優さんとか出演されていて、大人気の映画は満員なんだろうけれど、
会場にいた全ての人が泣いている映画はこっちだっただろうと話しました。
きっと年齢的なものもあると思いますが、こんなに感動させられる物は少ないと思います。
決して私は、映画の宣伝マンではないのですが(笑)、上質な割りにどうしてこうも人が少ないのだろうと
疑問に思ったので「良かったのだ」ということを力説。
帰り際、池袋駅で「小沢代表辞任」の「号外」を手にする。
人生初の号外です。大人になった気分。いやいや、もう十分に大人だろうと自答
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■2007 11.1■ |
皆さんこんばんは!11月に入りました。テレビのニュースは原油額高騰で家計を直撃だと
繰り返し言っていますね。私は車に乗らないのですが、ガソリンレギュラーが150円/lとの事。
収入が増えないのに物価が上がっていく現象は、経済史的にもあまりないとも言っていました。 でも、こうして声高らかに盛り上がっても、いずれなれて行くんだろうな。消費税も5%に疑問を持たなくなってしまったし。
さて昨日と一昨日はスカパーの収録でした。放送は、お正月という事ですので詳細が確認できましたら
こちらで告知をさせて頂きますね。
1枚目は、30日の2本目の収録で着た着物です。お正月番組を意識した1枚を選びました。
この日、11月21日に発売させていただく新作アルバムの中から1作を歌わせていただきまして、いつもながら初めて歌わせて頂く曲というのは激しく緊張をするものです。
ですが、沢山のお客様から掛け声を頂いて、
背中を支えていただく気持ちでした。
ご声援くださった皆様、本当にありがとうございました。
こちらは、収録が先に終わった竹川美子ちゃんと楽屋前で1枚。
私は早めに楽屋入りをして、入れ違いになりそうだった美子ちゃんと10分くらい話ができました。
久しぶりに会えたからとっても嬉しくて帰り際もなんだか名残惜しかったです。
美子ちゃんも12月に新曲を発売されるそうですから、お互い体に気を付けて頑張ろうねぇ〜といって別れました。
私は彼女の、儚いような色気のある声が好きです。楽屋では、2人そろうと会話が天然過ぎておかしいとメイクさんによく言われておりますけれども・・・。笑。
うわべだけで流れていってしまう時間が多い中、大切な歌い手のお友達だと思える彼女は私にとって貴重な存在です。
歌い手の先輩とご一緒させて頂く機会は頻繁ではありませんので、TV収録は私にとって大切な勉強の場所です。
この2日も、多くの先輩方がいらっしゃいました。
その中で個人的に大好きな方がいらっしゃるので日記に書きます。
気さくで緊張を解いてくださるように明るく接してくださった真咲よう子さん、一度埼玉TVの番組でご一緒させて頂きましたが、覚えていてくださり私はとっても嬉しかったです。
舞台では初日の2本目の舞台で、真咲よう子さんの直前に歌わせて頂いたのですが、私は大きな勉強させて頂きました。真咲よう子さんのような心(?器・度量というのでしょうか)を持った人間になりたいと、強く思いました。
そのほかにも沢山、その瞬間瞬間で勉強をさせて頂くのですが、
私は鏡五郎さんのお姿にいつも尊敬の気持ちを持っていて、歌われる歌に感動しています。
色々な現場で、各先輩方にご挨拶に必ず伺いますけれども、伺うと必ず「瑠美ちゃん今日も頑張ってよ!」とお声をかけてくださったり、なれない現場で不安な時も色々な形で元気を下さって、「あぁ私も鏡さんのような人になりたいな」といつも新鮮な気持ちでそう思うのです。
私なんてデビューさせて頂いてまだたった8年です。
やっと今始まったばかりなのに、何度も同じ歌を歌い重ねると歌に対する新鮮な気持ちや、丁寧さを忘れかけてしまうものです。
それを戒める為に、本や歴史の場所や博物館など本物に触れて自身に感動を呼び起こす事をしたり、先生方にご指導頂いたりします。
そんな自分の不甲斐なさを、鏡さんの歌からいつも叱咤される思いです。袖で聞かせて頂いていて、私も鏡さんのような歌が歌える歌い手になりたいと昨日も思いました。歌い手さんとしてだけでなく鏡さんのような人になりたいなと。
好きな歌を選ぶという作業は、その時の心持に左右されるものと、普遍的に好きだと思う物があると思います。
私の場合、好きな作家さんや役者さんを問われると、常にその作品からそのご本人像が見えるかどうかという事が基準にあるようです。
ですから同じ事を歌い手さんにも思っていて、そういう方の歌が好きですしそういう歌い手になりたいといつも思って生きています。
まだまだ手は届かぬと分かっていても、そんな尊敬できる方の側で空気を感じたり、舞台袖から勉強させて頂いたり、いつか鏡五郎さんのようなお人柄を持ちえた人間になりたいと強く思うのでした。
明日は某古典芸能を見せて頂きに行くつもりです。
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